10月8日21時56分配信 産経新聞
ノーベル化学賞に輝いた発光生物学者の下村脩博士は米国で約40年前、オワンクラゲから緑色蛍光タンパク質(GFP)を発見した。美しいだけが取りえだったこの物質は、細胞を生きたままの状態で観察するための“標識”として広く使われるようになり、生命科学研究に革命的な進展をもたらした。その独創性と先見性は国際的に高く評価され、最高の栄誉につながった。(長内洋介)
写真左はオワンクラゲ。同右は、オワンクラゲの暗室での発光を撮影したもの。海水に塩化カリウムを加えて発光を誘導した。下村脩氏はこれを約1万匹も採集し、発光メカニズムを解明した(下村氏撮影)



