9月4日1時51分配信 毎日新聞
この種目では前回のアテネ五輪でも1位のアヌシュ(ハンガリー)が尿検体のすり替えを疑われ、再検査を拒否したため失格となり、2位の室伏が繰り上げで金メダルをつかんだ。ベラルーシ勢には以前からドーピングのうわさもあったが、それが顕在化した。日本の関係者はメダルが増える可能性を喜ぶよりも、競技の信頼性が揺らぐことを憂慮した。
日本選手団長を務めた日本オリンピック委員会(JOC)の福田富昭選手強化本部長は「日本のメダルが増えるのは喜ばしいが、それよりもショック。残念でならない。毎回こういうことが起こればハンマー投げの信頼性にかかわる」と懸念した。
日本陸上競技連盟の沢木啓祐専務理事は、「北京では厳重に検査を行うと周知されたのに、それでも違反をするのは異常」と批判する。「室伏がクリーンであることを証明されたとも言えるが、複雑な心境」と話した。
北京五輪の陸上日本代表監督を務めた日本陸連の高野進強化委員長も「室伏君がクリーンな状態で80メートル台を投げて世界と渡り合おうと努力しているのに、全体がこれでは疑心暗鬼で見られてしまう」と嘆いた。
室伏はアテネで繰り上げ優勝が決まった際、「真実の中で試合をやることが大事」と、薬物などに頼らず自身の努力をもとに戦うことの重要性を訴えた。今回、室伏は痛めた腰の状態が思わしくないなかで最大限の調整をして戦ったが、ライバルたちには願いが届かなかったことになる。
アテネでは表彰台の頂点に立てなかった室伏には、約1カ月後に横浜で開かれたスーパー陸上の際にメダル授与式が行われた。今回も北京で表彰台に乗れなかったが、繰り上げが決まれば、何らかの式典が行われるとみられる。【石井朗生】
<その時、私が思ったことは・・・・・ >
アテネ五輪の時、せっかくの金メダルを手にしたにも関わらず、とても寂しそうな表情が印象的だった
喜ぶ事のできない状態での金メダル
一番高い所での受賞ができず、2番目にいた室伏選手だった
この時は、競技が終了してすぐの事だった
今回は、五輪が終了して約2週間
室伏選手の筋肉は、自力で鍛え上げたもの
正真正銘のクリーンな室伏選手は、何にも頼らずに80mを越している
それも、今回は腰を痛めていた状態での80m越え
これこそ本当にアッパレだ
運も実力のうちだ
本当におめでとう



